夏は普段より汗もかくし、勝手に代謝も上がって痩せそうなイメージですが、
意外と夏の方が太りやすい、体重が増えやすいという方が多いんです。
夏は汗をかく量が増える為消費カロリーが増えているように感じますが、
暑い時期にかく汗は体温調節のためのもの、ただ身体を冷やす為に毛穴から水分が出ているだけで、カロリーを消費しているわけではありません。
なので、汗をかいているから代謝が上がっているはず、と思うのは残念ながら間違いなのです。
夏太りの原因は大きく3つ！夏ならではの食習慣やライフスタイルが影響！
①基礎代謝が低下する為
②活動量が低下する為
③自律神経が乱れる為
<①基礎代謝低下による夏太り>
夏は冷房の効いた室内で1日中過ごすことが多く自分で体温調節をする必要がありません。
その為基礎代謝が低下しやすくなります。
基礎代謝が低下すると食欲が減少しやすくなるので、つい食べやすいものをえらびがちに。
アイスクリームや清涼飲料水、麺類、丼物を食べる機会が増え、糖質の多い食生活になりやすいです。
するとタンパク質やビタミン、ミネラルが不足して代謝が落ちるのです。
さらに夏場は汗の量が増え、発汗に伴って体内からビタミン・ミネラルが失われます。
特に水溶性のビタミンであるビタミンB群。
ビタミンB群は全ての代謝に必須！
失われるとエネルギーを作る代謝サイクルが回らず、エネルギーが作られないので疲れやすくなったり、脂肪が燃焼されにくくなります。
代謝が落ちて消費カロリーが低下する中で、摂取カロリーが増加すれば当然太りやすくなるという訳です。
<②活動量低下による夏太り>
高温多湿で不快な屋外をさけて室内にこもりがちになることで、運動不足になりやすいことも原因。
1日中イスに座って過ごすなど体を動かす機会が減ることで、
消費カロリーが減少するほか、基礎代謝の低下にも繋がります。
また、夜の寝苦しい暑さが原因で睡眠不足となり、日中に活動するエネルギーが不足してしまいがち！
その結果、だるさを感じたり、積極的に体を動かす気力もなくなってしまうのです！
睡眠不足は食欲抑制ホルモンの分泌を抑制し、食欲増進ホルモンの分泌を促進します。
夜更かしする生活が当たり前になると、夜遅くまで起きている為に何か食べたくなって余分に食べてしまったり、
又成長ホルモンの分泌が減少することで、寝ている間の消化や脂肪の代謝が十分行われず
夏太りの一因となってしまうのです。
<③自律神経の乱れによる夏太り>
ビタミンB群の不足や睡眠不足、屋外と室内の大きな気温差などが原因で、
自律神経のバランスが崩れ、代謝の低下やホルモンバランスの乱れに繋がります。
自律神経が乱れると、全身の倦怠感、だるさ、頭痛、不眠などの症状を引き起こし、
常に緊張感や不安が高まってしまうことに！
その結果、内臓に悪影響を及ぼすことで夏バテや食欲不振を招き、偏った食生活になってしまうなど、
悪循環に繋がってしまうのです。
夏場は特に自律神経のバランスが乱れやすい時期の為、
自律神経を整えるライフスタイルを送ることが重要なポイントとなります！
<夏太りを避ける為の対策>
・冷たい食べ物を控える
冷たいものや喉越しの良いものを食べたくなるのは既に夏バテのサイン。
タンパク質(魚・大豆)を中心としたバランスの良い食事を摂るようにしましょ
・涼しい時間帯、場所で運動する
熱中症を避けて、朝夕の時間帯など比較的涼しい時間にウォーキングなど、
疲れ過ぎない軽い運動を取り入れると夏太り予防に有効です。(ただし、水分補給に糖分の入ったスポーツドリンクはダメです)
・必ず毎晩湯船につかる
夏の暑い時期こそシャワーではなく、しっかり湯船に浸かることで、夏バテや夏太りを防ぐことができます。
お湯の温度は38〜40度、約10〜20分を目安に。
冷房で冷えた体を入浴で温めることで、自律神経のバランスを整え、
リラックスしながら体調を整えられます。
日々の入浴で基礎代謝が上がって血行が改善されると、
夏でも太りにくい体質を作ることが出来ますよ！
・良質な睡眠をとる
夏太りを防ぐ為には、気温・湿度や寝具などを調節して、良質な睡眠をとることも大切。
朝まで弱めの冷房をつけっぱなしにしたり、サーキュレーターを上手く活用することで、
良質な睡眠がとれるように工夫しましょう。
<夏太りを防ぐ健康食材とは！？>
夏太り予防のために積極的に摂って欲しい栄養素は3つ！
・ビタミンB群
・カリウム
・タンパク質
◉ビタミンB群
ビタミンB1、B2、B6、B12など。
体の代謝を促進して、脂肪代謝に役立つ栄養素。
疲労回復効果もある為、夏場の体力消耗にも役立ちます！
豚肉、大豆(納豆、豆腐、あげ)、マグロなどの魚、卵を積極的に摂りましょう！
＊ただし、麺類や丼物は糖質過多になり夏太りに繋がるのでNG!
◉カリウム
カリウムは血行を改善してむくみを解消する効果があり汗で体の外に出ていく為夏場は不足しがちに。
夏場は水分・塩分を多く摂取することで、体がむくみやすくなる傾向にある為、
カリウムを十分摂取することが夏太りの予防に効果的！
納豆、バナナ、アボカド、にんにく、にらなど。
◉タンパク質
実は現代人は肉の動物性タンパク質は摂りすぎ。
その分、大豆などの植物性タンパク質や魚は不足しています。
タンパク質が不足すると、筋力が低下し基礎代謝が落ちる原因に。
肉類は消化にかなり時間がかかり、腸を汚す原因になりやすいので、
大豆や魚からタンパク質を摂ることをおすすめします！
肉類の中でも豚肉はビタミンB群とカリウム豊富なのでOK!
このように、夏でもしっかり<ビタミンB群・カリウム・タンパク質>を摂ってあげてバランスの良い食事をしてあげることで、
夏バテと夏太りは予防できます！
夏はもうすぐそこ！今年は是非栄養補給をしっかりしてあげて、
バッチリ暑い夏に備えましょう！
そうすれば、むくみも体重増加も防げるはず！
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最後までお読みいただきありがとうございました。
<自己紹介>
☆脂肪燃焼のエキスパート
腸温活ダイエットサロン代表能勢亜梨沙
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☆京都大学細胞代謝学研究所卒の脂肪燃焼のエキスパート/美腸セラピスト/美腸活体質改善ダイエットアドバイザー
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